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【電圧制御と増設は神機能】EcoFlow RIVER600PROは様々なキャンプスタイルに必要十分に対応できる!

『EcoFlow RIVER600PRO』を実際に使ってみて、他にない機能がとても優秀過ぎた

タケ

ファミリーキャンプだと特に、快適を求めると電気を使うことが多いですよね

ユキ

電源がついているサイト限定にすると、行けるところ、予約が空いているところが少なくなってしまう

タケ

ポータブル電源は一つは持っておきたいけど、季節とか、宿泊数とかで、容量を選びにくい。

それなりの価格があるから、何個も買うのもちょっと厳しい。

イロ

EcoFlow RIVER600PROを使ってみたけど、いろいろな条件に対応できるのがとっても良かった。しかも、結構、リーズナブル。

RIVER600PROの凄いところ
  • 600Wの上限は、キャンプに使う大半の電気器具では十分
  • 加熱機器など瞬間的に大き目の電力を使うものは、降圧して600Wに収めてしまうのは、凄すぎて、精密機器以外は何でも動いてしまうような勢い。
  • 充電は、異様に早い。他の電源よりも1/4くらいの時間で終わってしまう。
  • ACアダプタが内蔵しているのが凄い。付属品がかさばらない。
  • 使いたいときに容量を増やせるのが凄い。荷物に無駄がなくなる。

結論:買ってよかった。しばらくは他の電源は要らない。

ECOFLOWとは?

EcoFlow Technologは、ドローンで最も有名なDJI出身のメンバーが立ち上げた、ポータブル電源メーカーです

高い技術力によって、他の電源にはない革新的な機能が盛り込まれていて、機能面で群を抜いています

クラウドファウンディングのMAKUAKEで出資金最高額をたたき出しています(2020年時点)。

ECOFLOWの電源は、『EFDELTA』が有名で、1600Wと大容量の電源を、当時の他の電源価格帯よりもずっと低い価格で投入されていまして、MAKUAKEでバズっていました。

機能面では、他の電源では考えられなかった、高速充電、高品質の電力供給で口コミで満足度がとても高いのが特徴です

エコフロー EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA1300-JP[ポータブル電源 大容量]

RIVER600シリーズとは?

River600シリーズは、電力供給は600W(瞬間最大1200W)とEFDELTAよりも低くなっています

キャンプでは、実際はそこまで高い電力を必要としないことが多いので、私にはとてもよい電力量と思います

RIVER600シリーズは電力供給を抑えた廉価版シリーズではありません!

最大の特徴は電気容量を選べる&追加できる

RIVER600シリーズには、288Whの電気容量のRIVER600720WhのRIVER600PROがあります。

これだけで二つ選べるわけですが、それぞれに追加でバッテリー容量を追加できるギミックが施されています

それによりRIVER600単独で288Wh、容量追加で576Wh(MAX)となります

RIVER600PROは単独で720Wh、容量追加で1440Whと合計4パターンのシチュエーションに対応できてしまいます

これは、これまでのポータブル電源ではなかった革新的機能です

季節だったり、宿泊数で使う電力量は異なります

電源は重くてかさばりますので、必要以上の電源を持っていくということは、無駄に重くてデカい荷物が増えているということです

電気容量の必要量は、電源買う前はよくわからないので、後で調節できるのは、とてもありがたいですね

私たちは、ファミリーキャンプが主ですので、電源をそこそこ使います

そこで「RIVER600PRO」を購入しました

本体と追加バッテリーそれぞれ、キレイにパッキングされています

RIVER600PRO 外観/同梱包

開封すると中はシンプルでした

  • 本体
  • 充電用ケーブル AC/シガーソケット/ソーターパネル
  • 説明書
  • 保証書
  • THANK YOU LETTER

ACのケーブルにアダプターがないのが注目です!

普通のポータブル電源には、高容量に充電するために、バカでかいACアダプターが必要でかさばります

全面はUSB A(×3)/C(×1)、DC/シガーソケットとこれだけでも、携帯端末の充電はほぼほぼカバーできてしまいます。

右側面は、AC出力プラグが3つ、下には追加バッテーリーをつなぐケーブル用のジャックがあります

左側面には、AC入力用とソーラーパネル用のコネクタがあり、緊急時のブレーカーがあります

重量は7.2㎏で重すぎない上に、上部は持ちやすいハンドルがついていて、かなりしっかり握れて持ち上げやすいです

ただし、ハンドルが飛び出ているので、運搬時に荷物を上に置いたりするのがやりずらいのが、数少ないマイナスポイントです

RIVER600PROを使ってみて感動ポイント

使ってみたのですが、下記の点で正直感動しました

  • 600Wの上限は、キャンプに使う大半の電気器具では十分
  • 加熱機器など瞬間的に大き目の電力を使うものは、降圧して600Wに収めてしまうのは、凄すぎて、精密機器以外は何でも動いてしまうような勢い。
  • 充電は、異様に早い。他の電源よりも1/4くらいの時間で終わってしまう。
  • ACアダプタが内蔵しているのが凄い。付属品がかさばらない。
  • 使いたいときに容量を増やせるのが凄い。荷物に無駄がなくなる。

600W(最大1200W)でキャンプに使うほとんどの電気器具は使えてしまう

いくつかテスト実験をしてみましたが、そもそも通常の許容電力の600Wで、あらかたの機器は使えてしまいます

さらに驚くべきは、X-boostという機能で、おそらく600Wを超えた場合、回路上で電圧が下がって、600Wの範囲内に抑えられます

精密機器だと、電圧降下は厳禁でシステムが落ちてしまいますが、単純な加熱機器、モーター駆動などは重大な影響を受けることなく、出力が下がった状態で動くことができてしまいます

アプリの設定画面でON/OFFができます

電気毛布

50W強でそもそも余裕で使えてしまいます

キャンプで使用しましたが、追加バッテリーを使わずとも、電気毛布2枚で一晩は余裕で持つことがわかりました

扇風機

こちらも20W程度と余裕で使えてしまいます

夏場、2日くらいつけっぱなしでもいけそうです

IH調理器具

ここからが本領発揮です

こちらは600Wを超えますので、普通の電源では使えずに落ちてしまいますが、X-boost機能を使うことで、600Wに調節されて使用できてしまいます

お湯はちょっと時間がかかりましたが、10分くらいでわきました

鍋ができてしまいます

今回使用したIHヒータは、1400WをON/OFFすることで加熱しているようで、600Wと0Wを往復するちょっと気持ち悪い動きをしていました

加熱は出来てはいるのですが、IHヒーターで電力不足のようなエラーが表示されています

IHヒーターは、電力を変化させて一定で加熱する機構のものの方が、電気回路的によさそうに感じました

例えば、下記のdretec(ドリテック) IH クッキングヒーターがいいのではと思っています

今度購入して試してみようと思います

セラミックヒーター

こちらもX-boost機能により600Wはり付きで使えてしまいます

電気ポット

1200Wを超える器具ですが、600Wに降圧した状態で、パワーを抑えられた状態ではありますが、十分使用に耐える時間で、お湯が沸きました

ドライヤー

弱ですと600W以下で問題なく使用できます

凶になっても、Xboostで600W運用ができます

加熱機器はおそらく何でも使えてしまうと思います

充電機能が優秀

X-Stream充電テクノロジーがとても優秀です

ACアダプタなしの直結

普通の電源ですと、バカでかいACアダプタを経由して、電源とコンセントをつなげないといけませんが、RIVER600にはACアダプタがありません。

キャンプですと、やりたいことをするのに、いかに荷物をコンパクトにするかがテーマになってきます

かさばるACアダプタがない、これだけでEcoFlow製品を選びたくなります

異様に充電速度が速い

詳しいシステムはよくわかりませんが、X-Stream充電テクノロジーは交流を高効率で直接充電することで、1時間で80%2時間程度でフル充電できる技術のようです

実際やってみますと、本当に早いです

5%くらいから、15分ほどコンセントで充電してみましたが、56%まで充電されました。

普通の電源ですと2時間くらいは余裕でかかりますので、こんなに短時間で充電できるのを体験して、「マジか!」と口に出してしまいましたね

15分で50%も充電されました

パススルー対応している

バッテリーによくあるのは、充電しながら放電すると、電池の寿命を大きく低下させます

これを回路上で、コンセント入力からバッテリーを介さずに出力につなげることができれば、バッテリーの劣化を抑制できます

このRIVER600にはパススルーに対応していますので、充電しながら電気製品を使っても、バッテリーの劣化を抑制する設計になっているようです

アプリで設定できて見やすい

アプリはiOS、Androidともにリリースされています

本体前面の「lOT RESET」を長押しすることでペアリングできますし、同じWiFiの中でしたら、LAN経由でつながります

X-Boost、静穏モードの切り替えはアプリでないと設定できません

  • 入力、出力の状態
  • 電池残量、温度、残り放電時間
  • LEDライトのON/OFF
  • ACのON/OFF
  • DCのON/OFF
  • 周波数
  • X-Boostの切り替え
  • 静穏モードのON/OFF

まだ、試せていない機能

まだ試せていないのが、ソーラーパネルとの接続です

最大200Wの入力が可能となってまして、こちらも他の電源にはない充電速度が期待されます

EcoFlowから110Wのソーラーパネルがでていますし、MPPTコントローラであれば他のメーカーのものもつながります

総評

まだ、あまり使用回数は多くはありませんが、とても良い製品で、使っててワクワクする製品だとおもいます

今のところ、他の製品を買うことはしばらくないかなと思わせるほどです

容量追加出来たり、ほとんどの電気製品が使えることから、初めて買う電源には最適解のひとつではないかと思います

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