ユキ研究員
関東から関西に移動して気づいたレンコンの違い…節ごとの味と食感の違い以上に違っている気がする…ということでレンコンについて書いてみました(レシピ付き)
レンコンに目覚める
茨城産レンコンとの出会い
関西地方で育った子どものころ、レンコンといえば煮物の一部で、形はオモシロかわいいけれども、ねっとりしていて…
個人的にはあまり好きな食材ではありませんでした
大人になって、レンコン産地の茨城県に住んでいたときに、「久しぶりに食べてみるか~」というのりで産直の野菜市場で安くレンコンを買って食べてみてびっくり!!
シャキッとしてほんのり甘くて…これがレンコン!?
そこから冬場の我が家の定番食材の上位にレンコンが入ることとなりました
レンコン迷子
その後、関西地方に戻ってきて、「今日はレンコン料理だー」と近場のスーパーでレンコンを買おうとして、
ふと、茨城のレンコンとなんだか形(見た目)が違うと気づきました
茨城のレンコンが節ごとにぷっくりした形なのに対して、スーパーに並ぶ四国や中国、九州地方産のレンコンは、細目でスラリとした形をしています
スラリとしたレンコンを料理してみると、触感は子どものころに食べた、ねっとりとしたあのレンコンです
えっ、産地でこんなに食感や味が違うの?と驚き、
関西に住んでいたら、もうあのシャキッとしたレンコンを食べられないのかーと軽くショックでした
年末恒例のお取り寄せの品に
しかし、どうしても年に1回はシャキッとしたレンコンが食べたい!ということで、年末に茨城県土浦からレンコンをお取り寄せするのが我が家の恒例になっています
普段の料理に使う+おせちにも使っています
買うところは決めていないのですが、農家さん直売、イオンやJAなど、購入できるサイトはたくさんあります
関西在住の方は、ぜひ一度お取り寄せして、レンコンの味を比べてみてください
レシピ:レンコンのソテー(ただ焼くだけ)
茨城の産直売り場のポップに「レンコンステーキがおすすめ」と書かれていたのがきっかけで、初めてレンコンを焼いてみて…そこから、最推しの調理法がこれ、「焼くだけ」です
材料
- レンコン
- オリーブオイル 大さじ1~2
- ニンニク(あれば) 1かけ
- 塩 少々(お好みに合わせて)
使った調理器具
- ピーラー
- 包丁
- まな板
- フライパン
作り方
ピーラーでレンコンの皮をむきます
3~5 mm程度の厚みに輪切りします
フライパンにオリーブオイルとニンニク(つぶした or スライス)を入れて弱火で加熱します
スライスしたレンコンを並べて中火で焼いていきます
焼き目がついたら、塩をふって出来上がり
お好みで胡椒やスパイスをプラスしても◎
下の写真では、レンコンを焼いた後で鶏肉のせせりをソテーしてつけ合わせにしています
レンコン情報
レンコンの産地と品種
れんこんの収穫量第1位は茨城県、次いで徳島県、佐賀県となっています
ジャガイモに男爵やメークインといった品種があるように、レンコンもいくつも品種があります
関東地方では金澄系品種の栽培が多く、徳島県では備中という品種が主要だそうです
記事の最初に書いた私のレンコンカルチャーショック体験は、どうやらレンコンの産地ごとの品種の違いが関係していそうですね