大根の家庭菜園の手順について紹介。ベジトラグがあれば、意外と簡単に、ベランダや庭の端っこで、立派な大根が作れてしまいます
大根をベランダ/庭の端っこで育てる準備
大根のような、比較的大きな野菜を、慣れない初心者が、小さなスペースで作れるとは思っていませんでした
我が家にある小さな庭のデッドスペースを利用して、何か作れないかなと調べていたところ、ベジトラグという、省スペースでありながら、よくあるプランターよりもスケールが大きく、あと、おしゃれな畑が出来てしまうプランターを見つけました
深いところで、30cm以上あるので、「大根などの根菜も育てられる」と、書いてあったのですが、流石に、そう簡単ではないよねとと、半ば疑っていました
ちょうど、大根を植えることができるシーズンになったので、試しに育ててみることにしました
結論からいいますと、ほぼほったらかしで、30cmくらいの立派な大根が超簡単にできてしまいます
しかも、大きくなりすぎる前に収穫できるので、しっかりしていて、味が濃く、正直、スーパーのものを超えていました
今回、必要なものは下記の通りです
ベジトラグ | 大きな根菜を作ろうとするとこれがないと厳しいです 路地栽培する場合は、不要 |
土 | ベジトラグ ウォールハガーSで栽培する場合、100L |
大根のたね | 植える時期などでお好みで |
SUStee | 土の水分状態を目視で確認できるので、私たち素人には必須 |
大根の育て方
特徴
大根は、春どり用、暑さにつより夏どり用、秋冬に収穫できる冬どり用と品種が、いろいろあります
時期と品種を組み合わせれば、3~4月ごろ種を植えて5~6月収穫、8~9月ごろ植えて10~11月くらいの収穫と、年2回育てることもできます
種を撒いてから、1か月半くらいで収穫できるので、成長速度はとっても早かったです
私たち、初心者でも、水やりくらいするだけで、立派な大根に勝手に育ってくれました
ポイントは、想像通り、地下にまっすぐ伸びていくので、出来るだけ土の深さを確保することが重要ですね
そういう意味で、深い作土を、省スペースで実現できる「ベジトラグ」は、大根などの根菜と相性が抜群です
種を植える
土の準備
あらかじめ、土に堆肥、石灰、肥料を土に混ぜて、30cmくらいは深くしっかりと耕しておくことが重要で、肥料をなどを混ぜた後は、1週間以上は種を植えるのを我慢して、土が慣れるのを待ちます
種まき
深さ2㎝くらい、直径10㎝くらいのくぼみを作り、種を5個くらい撒きます
その上に、土を軽く乗せてください
アブラムシ対策に、種を撒くときに、オルトランなどの殺虫剤を一緒に撒くと、病気になるのを防ぐことができます
大根の種って赤いの初めてしりました
成長の過程
数日すると、直ぐに芽が出てきます
スーパーで見覚えのあるカイワレ大根のあれです
とても小さく、これが、あの太い大根になると、想像もつかな方です
さらに数日たつと、一気に立派になります
子葉が完全に開いたら、元気そうな芽を3つくらいに絞って、残りは泣く泣く、抜いてください
1週間くらいすると、葉が大根のイメージ通りの形になります。
このくらいで、2本に絞って、残りはまた泣く泣く抜いてしまいます
さらに1週間くらいで、存在感が増してきます
この段階までに、始めに1くぼみに、5、6個植えた種から、1個に絞って育つの見届けます
このくらいに、一般的な化成肥料を、根元に撒いて追肥しておくと、その後の成長が安定します
さらに、1か月ほどたつと、大根の白い部分が頭を出していました
下の葉が、地面の方に倒れて、中の葉が、放射状に開いたら、収穫時です
収穫
だいたい種を植えてから、2か月くらいで収穫できるようになりました
あまり長く、粘っていると、葉の根元が太くなってきて、さらに食べるところの根にすが入って、味が悪くなるようです
外に出ている大根が7~8㎝くらいになったら、思い切って抜いてしまいましょう
今回、ベジトラグというプランターを使って、育ててみましたが、本当に30cmクラスの立派な大根が出来てしまいました
3月末に種を撒いて、5月末で収穫したので、約二か月です
水やりも、ほぼ雨ざらしで、成り行きでしたし、SUSteeで土が乾いたサインが出たら、水撒きしたくらいです
ど素人の私たちでも、ほぼ放置で、この大根が得られてしまいました
今回の大根は、獲れたてということもあってか、スーパーで買ったものより、みずみずしく、味もエグみなく、濃縮された感じでした
是非、時期シーズンも植えたいと思っています