野良スティックなら難なく着火!メタルマッチも意外と実用的/セリアグッズと組み合わせて簡単焚き付け
ファイヤースティックで火を付けるのって、あこがれますよね
でも、正直、1回やったら満足してしまうかも
やっぱり、メタルマッチで火を付けてみたい
誕生日プレゼントに買って❤
- 火花の出方は、圧倒的
- 初めて使っても、慣れたら一撃で火が付く
- デカさは正義、持ちやすい/力を加えやすい
- 火を付けるだけの道具と思えば、ロマン価格
野良スティックとは
アウトドア道具を制作しているメーカーである野良道具製作所がだすメタルマッチ(ファイアスターター)です
野良道具製作所さんでは、主に、焚き火にスポットを当てた商品が多いです
焚き火台、火ばさみ、火吹き棒などがあり、私たちは火ばさみ「野良ばさみ」を愛用しています
持ち運びしやすさ、耐久性に満足していて、常備アイテムとなっています
メタルマッチで火が付く?
火が付くかどうかというと火はつきます
ただ、「メタルマッチで普通に火熾しができるよ」という人って、あまり聞かないです
- やってみたけど、全然火が付かない
- 火は何とかついたけど、面倒
- バーナー/トーチで十分
このような感じで、実用的ではないんだろうなと思ってました
そういう考えもあって、いつかは点けてみたいと思いながらも、後回しにしていましたが、セリアでメタルマッチがあるのをみて、100円ならと買ってみました
いざやってみましたが、、、
火花は出るものの、火はつきません
15分くらい、格闘して、突然火が付きましたが、正直言って、何故ついたのかは分からなかったです
ただ、疲れました。。
やっぱり、実用的ではないのかなとあきらめてましたが、ふと動画を見ていたら、いとも簡単に火がついているではないですか
この、メタルマッチをイロ研究員が一目ぼれしてしまい、結構高価ですが、誕生日プレゼントに購入しました
結論から言うと、動画のように簡単に火が付きます
さっき使っていたセリアの、メタルマッチとは別物です
野良スティックなら着火容易
野良スティックが火が付きやすいには下記の理由があります
- 素材
- 大きさ
- 持ちやすさ
素材
メタルマッチの火花が出るロッドの素材は、マグネシウムとフィロセリウムの2種類があります
野良スティックはフィロセリウムのロッドが装着されています
マグネシウムの方が安価ですが、着火温度が473℃と高いです
一方、フィロセリウムは着火温度が150℃〜180℃と低いため、簡単に着火します
さらに、フィロセリウムの方が3000度の高温の火花であり、たくさんの火花を出すことができるので、火起しを簡単にできるようになります
その代わり、ロッドが高価です
着火するつもりなくても、ちょっと擦るだけで、火花がでますので、驚きです
大きさ
ロッドがとにかく大きく、「13mm径」の通常バージョンと、「10mm径」のminiバージョンがありますが、miniの10mmでも一般的なメタルマッチより一回り大きいです
今回購入したのは「13mm径」の通常バージョンです
手のひらサイズと存在感が半端ないです
一回の擦った量が、一回の火花の量に比例するのですから、大きいだけで着火する確率は大幅に高くなります
持ちやすさ
ハンドルも含めて、太くて大きくなると、100均のメタルマッチと比較して、持ちやすさが全く異なります
それだけ、簡単に力を入れることができるので、火の付きやすさは簡単になります
ロマンを求めて
価格がロマンありますが、その分、細部もこだわりがあります
柄の部分は、いずれも削り出しの真鍮とチタンがあり、高級感があります
チタンの方が、錆びにくく、炙ると青く色が変わりますのでより、プレミアムな感じですが、値段もプレミアムになっていきます
今回は、イロ研究員の誕生日プレゼントですので、チタンのものを選んでいます
カッコイイですね、後悔なしです
火のつけ方
1.火種を準備する
まずは、火種を準備します
火種はティッシュペーパーや新聞紙など、紙ですと簡単に火が付きます
セリアには最近、火種用のグッズも売っています
写真のウッドチップを試してみましたが、最初の火種には着火までには至りませんでした
まずは、ティッシュに火を付け、このウッドチップ(私たちは鳥の巣と呼んでいます)に火を移すと、大きな火種となります
2.ロッドを削る
いきなり、火の粉を飛ばすのではなく、ロッドを火種の上に削ります
野良スティックは火が付きやすいので、ゆっくりと削る必要があります
慣れないうちはしっかり削ると確実に火が付きます
3.火花を飛ばす
ロッドをストライカーでこすって火花を散らします
先ほど削った金属粉にうまく火花を散らすことができればバチバチと音を立てて火がつきます
4.火を大きくする
火がつき始めたら、先ほどのウッドチップや、フェザースティックに火を移していき、徐々に大きな木材に火を育てていきます
ここは焦らずに、確実に、落ち着いて火を育てるのがポイントです
ここの焦りが、鎮火を招きます
新聞紙や木材を足して火を大きくしていきます。一度にたくさん足すのではなく、徐々に足していくことで次第に火は大きくなっていきます。
総評
初めて、メタルマッチを使ったイロ研究員でも、何回か擦れば火が付きました
慣れれば、一撃でも火が付きます
ここまで簡単ですと、火を付ける道具として、十分に実用の範囲に入ってきます
実用性もさることながら、火を付けるのに、ちょっとワクワクしますよね
そういう意味では、買ってよかったギアになると思います
- 火花の出方は、圧倒的
- 初めて使っても、慣れたら一撃で火が付く
- デカさは正義、持ちやすい/力を加えやすい
- 火を付けるだけの道具と思えば、ロマン価格